訪問看護で大切にしているマナー
こんにちは。今回は、訪問看護師として利用者様のご自宅に伺う際に心掛けているマナーについてお話しします。
訪問看護におけるマナーの重要性
私たち訪問看護師は、利用者様の生活空間に直接お邪魔するため、「訪問する側」としての意識が欠かせません。特に高齢の利用者様が多い中、昔からのしきたりや作法を尊重する姿勢は、安心感や信頼関係の構築に繋がります。
基本的なマナー
笑顔での挨拶と自己紹介
訪問先では、明るく笑顔で「こんにちは」と挨拶し、名刺をお渡しします。例えば、「訪問看護ステーション○○の○○です。本日はよろしくお願いいたします」と自己紹介を行います。初対面の緊張を和らげ、信頼関係の第一歩となるよう心掛けています。
身だしなみと靴の扱い
清潔感のある身だしなみを意識し、服装を整えます。玄関先では靴を丁寧に脱ぎ揃え、靴の汚れやにおいにも注意を払います。こうした小さな配慮が、利用者様への敬意を示すことになります。
利用者様ごとの習慣やルールへの対応
各ご家庭のルールや習慣に柔軟に対応する姿勢を大切にしています。スリッパの使用や部屋に入る手順など、些細な違いにも気を配り、利用者様の安心や信頼に繋げています。
丁寧な物の扱い
訪問先で家具や物を扱う際は、不用意に触らず、元の位置に戻すなど、丁寧に取り扱うよう心掛けています。このような気配りが、利用者様との良好なコミュニケーションに繋がります。
最後に
訪問看護におけるマナーは、利用者様との信頼関係を築くための大切な基盤です。挨拶や身だしなみ、丁寧な対応を心掛けることで、安心していただけるケアを提供できると考えています。これからも「気配り」と「思いやり」を大切にし、日々のケアに努めてまいります。
参考URL: 新横浜の訪問看護ステーション