様式が違っても伝わればOK!ケアマネが感じるアセスメント様式の工夫と本質
アセスメント様式は統一されていないのが現実🌀
ケアマネの仕事の中でも、アセスメントの記録はとても大事な業務のひとつ。
でも実際の現場では、使用されているアセスメント様式は事業所によってバラバラです。
たとえば…
- 居宅介護支援事業所:居宅サービス計画ガイドライン方式(約37.7%)
- 介護老人保健施設:包括的自立支援プログラム方式(約29.8%)
- その他:独自様式を使っている事業所もたくさん
同じ「アセスメント」と言っても、記載項目や書き方が全く違うこともあります😅
“伝えるための道具”として考える🧠
ケアマネの声
「結局、使いやすいように自分たちで様式を作っちゃう。
形式よりも“必要な情報が入っていて、誰にでも伝わるか”が一番大事です」
まさにこの通り。
どんな様式でも、最終的に大事なのは、「伝わるかどうか」「チームで共有しやすいかどうか」なんですよね😊
アセスメント様式を「正しく書くこと」が目的になると、本来の意義が薄れてしまいます。
利用者さんの姿や想いを、どうわかりやすく表現するかに意識を向けたいところです。
書式にとらわれず“伝える力”を磨く📢
- 必要な情報がスッキリ整理されているか?
- 誰が読んでもイメージできるか?
- 書いた本人以外でも、支援の方向性が読み取れるか?
こんな視点を持って様式を扱えば、書式が違ってもブレない支援ができます💡
現場によっては「この書式で」と決まっている場合もありますが、大事なのは“様式を使いこなす”こと。
ただ記入するだけでなく、その情報で誰かが動けるか、支援につながるかが常に意識されるべきです。
アセスメントは“協働”で深まる🤝
アセスメントはケアマネ一人ではできません。
医療職・福祉職・ご家族といった多職種との連携を通して、より立体的な情報が集まり、支援の方向性が定まっていきます。
また、相手の立場に立って考えることが、本当に必要な情報を引き出し、共有する力にもつながります。
最後に🌱
アセスメントは、利用者さんの人生や生活の“核心”に触れる仕事です。
そしてそれは、ケアマネとしての一番大切な役割でもあります。
書式が違っても、現場が忙しくても、
「この人にとって何が一番大切か?」を考える姿勢だけは変わりません。
情報をまとめる力、伝える力、そして他職種と協力する力を大切にしながら、
これからも一歩ずつ、よりよい支援を目指していきたいですね🌸