訪問看護で大切な「聴く力」ってどんな力？

看護の第一歩は「話をきくこと」から

訪問看護では、利用者さんとの会話がとても重要です。
医療処置を行うだけでなく、日々の体調の変化や気持ちの揺れをつかむには、「ちゃんと聴くこと」が大切になります👂✨

たとえば、「なんとなくだるい」「食欲がない気がする」といった言葉。
こうした小さな声に耳を傾けることで、体調の変化を早くキャッチできるんです。

相手の言葉を最後までさえぎらずに聴くことで、「この人には話しても大丈夫」と思ってもらえる関係が少しずつできていきます😊

訪問の時間は限られているけれど、その中で利用者さんが発する言葉やしぐさにはたくさんのヒントがあります🔍
「最近、外に出たくないみたい」「顔がいつもより元気ないな」など、ちょっとした違和感が大事。

話す内容だけでなく、表情や声のトーンにも気を配るようにしています。
特に高齢の方は、自分のつらさを言葉にするのが難しいこともあるから、聴く力だけでなく“感じ取る力”も必要なんですよね🌱

聴く力といっても、「ただ黙って聞く」だけじゃありません。
利用者さんの話しやすいテンポや言葉に合わせて、うなずきや相づちを入れたり、共感の言葉を添えることも大切です🗣💬

「それは大変でしたね」「そう感じたんですね」と言うだけで、相手の安心感がぐっと高まります。
看護師の表情や声のトーンも、聞いてもらえてるって感じるポイントになるんです😊

訪問看護は、短い時間の中で信頼関係を築くことがとても大事です。
その信頼のベースになるのが、「ちゃんと聞いてくれる人」だということ。

「聞いてくれてありがとう」「あなたになら話せる」
そう言ってもらえるようになると、看護の幅がぐんと広がります🌈

医療の知識や技術と同じくらい、「聴く力」は訪問看護に欠かせないスキルです🎧💗

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2025年5月23日

2025年6月6日