返事がないときほど落ち着いて 訪問看護のテキスト連絡を整える2つの工夫
訪問看護では、移動やケアで手が離せない時間が多く、チャットの返信がすぐに来ないこともあります。
それでも急ぎの連絡が重なると、「早く返してほしい」と焦ってしまうことがありますよね📱
管理者として現場を見てきた中で、テキストのやり取りは内容だけでなく「言い方」で空気が変わると感じてきました。
今回は、テキストコミュニケーションの中でも特にトラブルが起こりやすい2つの場面を、少し深掘りしてお伝えします😊
催促は相手に配慮をする
返答がないと不安になり、つい強めの言い方になってしまうことがあります。
けれど、相手は訪問中だったり、車の運転中だったり、記録に追われていたりします。
「返信がない」=「見ていない」とは限りません。
そんな時に役立つのが、相手の状況を前提にした一言です🌷
たとえば、同じ内容でも印象は大きく変わります。
- 「まだですか?」
- 「お忙しいところ恐れ入ります。お時間のある時で構いませんので、ご確認お願いします」
この一言があるだけで、相手は責められている気持ちになりにくく、落ち着いて対応しやすくなります。
結果的に、返答もスムーズになりやすいです。
さらに、催促が必要なときは「期限」や「理由」を添えると親切です✏️
例えば「今日の〇時までに主治医へ連絡が必要です」のように書くと、相手も優先順位をつけやすくなります。
強く言わなくても、必要なことが伝わる文章になります。
お礼は具体的に伝える
「ありがとうございます」は大切ですが、さらに一歩進めて、何に対して助かったのかを具体的に伝えると、気持ちはより伝わります😊
テキストでは表情が見えない分、言葉の内容がそのまま印象になります。
たとえば、こんな形です。
- 「急なお願いに対応してくださって助かりました」
- 「〇〇さんへの連絡を入れてくださって、流れが止まらずに済みました」
- 「記録の追記までしてくださって安心しました」
具体的なお礼は、相手の行動をきちんと見ているというメッセージにもなります✨
それが積み重なると、「この人のためなら動こう」と思える信頼につながります。
また、感謝を伝えることはチームの空気を整える効果もあります。
忙しい日ほど、短い一文でも「助かりました」を添えるだけで、関係がやわらかくなります。
テキストのやり取りは、毎日の小さな習慣です。
配慮ある催促と、具体的なお礼を意識するだけで、連携のしやすさが変わっていきます📱
無理なく、できるところから取り入れてみてください😊
